私の30年以上におよぶ入れ歯作りは、試行錯誤の連続でした。その時は確信を持って作ったはずの入れ歯が、2~3年経つと不具合が生じるようになる。「どうしてなのだろう?」「本当にこの作り方でいいのか?」と何度も悩みました。そうした状況に光明が差し始めたのは、リハビリ入れ歯を使った作製方法に出会った時からでした。今までは2~3年経つと吸い付きが甘くなっていた入れ歯が、リハビリ入れ歯を使って作製することで、10年経った入れ歯も、装着時の違和感を感じにくくなりました。私は「これが本当の作り方だ」と確信するにいたり、自分の入れ歯作りに自信を持つことができるようになりました。