よくあるご質問

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入れ歯とインプラントを、客観的に比べてみてください

よくあるご質問に、院長がお答えします。ご参考になさってください。
もうちょっと詳しく知りたい、こんなことが気になるというときには、お気軽にご相談ください。

入れ歯が壊れたときには、修理はできるのでしょうか?
はい、できます。ただ、修理した箇所は、部分的に強度が低下してしまいます。同じように使っていては、将来的にまた壊れてしまう可能性が高いといえるでしょう。
入れ歯が壊れる原因にはどんなものがありますか?
落とす、ぶつけるなどの事故的な壊れ方を除いてお話します。
まず入れ歯もモノですから、どれだけよい環境であっても少しずつ劣化します。その中で特に保険の入れ歯は、水をよく吸います。水分に含まれる不純物などを原因として、劣化が早まり、やがて力が加わったときなどに割れてしまいます。
また、入れ歯の機能的な問題として、噛み合わせ不良が挙げられます。入れ歯の噛み合わせがよくないと、噛んだときの力が均等に分散されません。入れ歯の一部に偏った力がかかり、壊れてしまいます。
初診から入れ歯ができるまで、通院回数、期間はどれくらいでしょうか?
保険適用の入れ歯の場合は、4~5回のご来院(約1カ月間)、自費診療の入れ歯の場合は8~10回のご来院(約2カ月)が目安です。
入れ歯の場合、保険診療と自費診療ではどのような点が違いますか?
入れ歯の材料、型取りに使用する材料、工程が異なります。また自費診療の入れ歯であれば、食べる、飲む、しゃべるといったお口の機能を組み込んだ型取りが可能になります。
入れ歯はどれくらい長持ちしますか?
保険診療の入れ歯は、吸水率が高い材料を使うことになり、使い始めてから徐々に強度が低下します。早ければ、半年で壊れてしまいます。長くても、2年ほどでしょうか。
治療用義歯で型取りをして自費診療の入れ歯をつくり、定期的に調節を行えば、10年ほど使うことができます。最長では、25年間同じ入れ歯を使用されている患者様もおられます。
ただし、いずれも個人差があります。定期的に歯科医院で調整を行うことが大切です。
なぜ、定期的に調整を行えば長持ちするのでしょうか?
入れ歯は使っているうちに、少しずつ噛み合わせが乱れてきます。そのままだと、偏った力によって、入れ歯にダメージが蓄積していきます。定期的に噛み合わせを調整すれば、常に噛んだときの負担が分散され、入れ歯のダメージの蓄積を最小限に抑えることができます。
また、調整のためにご来院になった際に、ダメージを早く見つけてケア(細かな修理)ができるという点も、入れ歯が長持ちする理由の1つです。
初めての入れ歯の作製を考えています。しゃべりにくい、食べにくいということはありませんか?
しゃべる、食べるといった機能を組み込んだ治療義歯での型取りから自費診療での入れ歯をつくれば、しゃべりにくい、食べにくいということはないかと思います。
ただ、初めて入れ歯をつくられるということでしたら、まずは保険診療の入れ歯を使ってみて、入れ歯とはどんなものなのかを知るのもよいかもしれません。
別の歯科医院でつくった入れ歯が壊れてしまいました。三戸岡歯科医院で修理してもらえますか?
はい。修理が可能です。また、調整にも対応します。
ただ、入れ歯の状態や割れた原因によっては、最初の型取りからつくり直した方がいいこともあります。
入れ歯を使ったときの歯茎の痛みが心配です。
当院の場合、治療用義歯を使った入れ歯であれば、初めて装着したときからほとんど痛みはありません。痛み・違和感が残るときにも、微調整をさせていただきます。「慣れてください」と痛いままお帰りいただくことは決してありませんので、ご安心ください。
入れ歯を使うと老けて見えるということはありませんか?
歯を失った状態から入れ歯を使用するのであれば、口元に張りがでてむしろ若々しく見えます。
長く入れ歯を使用されていて、なんだか老けて見えるという場合には、噛む高さが少なくなっている可能性があります。つくり直した方がいいかもしれません。
入れ歯は、洗浄剤を使った方がいいのでしょうか?
TVCMなどの影響で「使うのが当たり前」になっていますが、当院ではおすすめしていません。特に保険診療の入れ歯は、吸水性が高く、洗浄剤での浸け置きにより劣化が早まります。また自費診療の入れ歯も、低いものの吸水性はありますので、やはり劣化を早めます。
毎日の入れ歯のケアには、表面をコーティングするタイプの入れ歯洗浄スプレーをおすすめします。
入れ歯の安定剤は、使った方がいいのでしょうか?
当院ではおすすめしておりません。安定剤を使うことで圧迫が生じ、歯茎がどんどん下がっていきます。歯茎が下がると、入れ歯を安定させるためにより多くの安定剤を使い、また歯茎が下がるという悪循環に陥ります。
治療用義歯で型取りを行った、“安定剤なしで安定する入れ歯”作りを目指しています。
BPS入れ歯というものを使っていますが、痛みがあります。
私も以前はBPS入れ歯を推奨しておりましたが、そういうお声をいただきました。特に歯茎が痩せている人は、BPS入れ歯で痛みを感じやすいようです。BPS入れ歯はセミオーダーのトレーを用いて型取りを行いますが、やはり「機能していないときのお口の型取り」に留まるため、痛みが生じやすくなります。
そこで私が出会ったのが、「食べる」「飲む」「しゃべる」といった複雑で繊細な機能を含めて約1カ月かけて型取りを行う「治療用義歯」です。日常生活でのお口の動きが反映された入れ歯を作製することを目指しておりますので、装着直後からお口へのなじみが良く、長く快適にご使用いただけると思います。
初めて入れ歯をつくろうと考えています。自費の入れ歯が優れているというのはわかりますが、値段のこともありますので、少し躊躇いがあります。
いきなり自費診療の入れ歯を選択するのは、おっしゃる通りご不安かと思います。決して安いものではありません。
当院では、初めて入れ歯を使用する方には、まず保険診療のものをおすすめしております。入れ歯がどういうものかを体感していただき、その後必要であれば、自費診療の入れ歯につくり替えるという方法がよいのではないでしょうか。
保険の入れ歯で、見た目、噛み心地、使い勝手などに気になるところがわかれば、その点をカバーしてくれる自費の入れ歯を選択することができます。
ノンクラスプデンチャーが見た目に優れているとのことですが、どれくらい自然なものなのでしょうか?
一般の方が「パッと見てもわからないくらい」とお伝えしています。歯科医師が見ればわかりますが、日常生活の中で会話する程度では、気づかれにくいかと思います。
インプラントのためにお金を貯めています。その間も入れ歯を使った方がいいのでしょうか?
保険の入れ歯でもいいので、使用を強くおすすめします。
歯が抜けているまま放置していると、それが1本だけであっても、「噛み合わせが乱れている状態」です。残っている他の歯への負担が大きくなったり、割れてしまったり、欠損している部位に向かって歯が倒れてきたりといったことが起こります。
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