シリコンの総入れ歯

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「痛くない」「外れにくい」を叶えるシリコンの総入れ歯

「入れ歯が歯茎に当たって痛い」
「何度調整しても違和感が取れない」
そんなことでお悩みの方へご案内したいのが、「シリコンの総入れ歯」という選択肢です。
シリコンデンチャーは、歯茎に触れる部分に柔らかいシリコン素材を使用した義歯(入れ歯)です。
クッション性があり、痛みを感じにくいことが最大の特徴です。
当院では40年以上にわたる入れ歯作りの経験から、患者様お一人おひとりの口腔内の状態を見極めて、シリコンデンチャーが最適かどうかを判断しています。

「痛くない」「外れにくい」を叶えるシリコンの総入れ歯

シリコンの総入れ歯とは?

シリコンデンチャーの基本構造

シリコンの総入れ歯とは、入れ歯の内面(歯茎に接する部分)に、医療用シリコンを貼り付けた入れ歯のことです。
土台となる部分は従来のレジン(歯科用プラスチック)で作られており、その内側にシリコンの層が加わる二層構造になっています。
このシリコン層がクッションの役割を果たして、噛んだ時の衝撃を吸収。
歯茎への負担を軽減することで、痛みを感じにくい装着感を実現します。

なぜシリコンは痛みを軽減できるのか?

顎の骨の形状は人それぞれ異なります。
なだらかな山のような形状の方もいれば、鋭く尖った山のような形状の方もいらっしゃいます。
鋭く尖った山のような顎の方は、レジン床義歯(保険の入れ歯)のように硬い入れ歯だと、骨の突起部分に圧力が集中しやすく、痛みを感じやすい傾向にあります。
シリコンは柔らかく弾力性があるため、このような骨の形状にもフィットしやすく、圧力を分散させることが可能です。

通常の入れ歯との違い

装着感の違い

レジン床義歯とシリコンデンチャーの最も大きな違いは、装着感です。
レジン床義歯は硬いため、フィット感はあるものの、歯茎の状態によっては違和感や痛みが生じやすくなります。
一方、シリコンデンチャーは柔らかい素材が歯茎を包み込むように密着するため、吸着力が高く、外れにくいという特徴があります。
また、口腔内が乾燥しやすい方にとっても、シリコンは有効な選択肢です。
高齢になると様々な薬の副作用で口の中が乾燥する「口渇」が起きやすくなります。
唾液には潤滑剤のような役割があり、入れ歯と歯茎の間のクッションになっています。
そのため、乾燥した状態で硬いレジン床義歯を使用すると、歯茎との摩擦が大きくなり、痛みを感じやすくなります。
シリコンは柔らかく密着性が高いため、唾液が少ない状態でも歯茎への刺激を和らげて、快適な装着感を保ちやすくなります。

装着感の違い

見た目の違い

見た目に関しては、レジン床義歯とシリコンデンチャーに大きな差はありません。
シリコン部分は歯茎に密着する内側に配置されるため、外から見える部分は従来の入れ歯と同様です。

価格の違い

シリコンデンチャーは自費診療となるため、保険適用のレジン床義歯と比較すると費用は高くなります。
しかし当院では、シリコンデンチャーに5年保証をお付けしています。
万が一、5年以内にシリコンが剥がれた場合は無料で作り直しいたします(※)ので、長い目で見れば安心してお使いいただける選択と言えます。
※保証制度は、当院で総入れ歯を作製されて、半年に1回の定期メンテナンスを受けていただいている方が対象となります

価格の違い

シリコンデンチャーが向いている人・向かない人

シリコンデンチャーが特に向いている方

  • 顎の骨(顎堤)が鋭く立ち上がっている方
  • 口の中が乾燥しやすい方(ドライマウス傾向の方)
  • 現在の入れ歯で痛みを感じている方
  • 何度調整しても違和感が取れない方
  • 柔らかいフィット感を求める方

特に、入れ歯で「痛い」と来院されても、粘膜を見ると傷がないというケースがあります。
こうした患者様は「口の中が乾燥する」とおっしゃることが多く、シリコンデンチャーに替えることで快適にお使いいただけるようになることが少なくありません。

シリコンでなくても良いケース

シリコンデンチャーが「向かない」という方は、基本的にいらっしゃいません。
ただし、すべての方にシリコンが必要というわけでもありません。
顎の形がなだらかで、通常のレジン床義歯でも痛みなく使えている方は、無理にシリコンを選ぶ必要はありません。
当院では「お金をかけなくても良い入れ歯は作れる」という信念のもと、患者様の状態に本当に合った入れ歯をご提案しています。

長持ちさせるためのお手入れ方法と注意点

シリコン専用の洗浄剤を使用する

シリコンデンチャーを長持ちさせるためには、専用の洗浄剤を使用することが重要です。
以前は「シリコンは汚れが付きやすい」「変色しやすい」と言われていましたが、材質の進化により、現在はそうしたデメリットはかなり改善されています。
ただし、通常の入れ歯洗浄剤ではシリコン部分を傷める可能性があるため、必ずシリコン対応の洗浄剤をお使いください。

当院がおすすめするお手入れ方法

当院では、一般的な「つけ置きタイプ」の洗浄剤はおすすめしていません。
水の中に一晩つけておくと、レジンの吸水性により内部に水分が入り込み、変色の原因となることがあるためです。
おすすめは、泡状の洗浄剤を入れ歯に直接つけて、5分ほど置いてから洗い流す方法です。
この方法なら変色も少なく、清潔な状態を保ちやすくなります。

当院がおすすめするお手入れ方法

定期メンテナンスの重要性

シリコンデンチャーも、他の入れ歯と同様に定期的なメンテナンスが必要です。
当院では3ヶ月から半年に1回程度の定期メンテナンスを推奨しています。
痛みがなくても、噛み合わせは少しずつ変化していきます。
定期的に調整を行うことで、入れ歯を長く快適にお使いいただけます。
「問題がないから大丈夫」とお考えにならずに、ぜひ定期メンテナンスへお越しください。

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